Original

【第2回】これだけは知っておきたい!SNSマーケティングの基礎の基礎

年々利用者が増え続けているといわれるSNS。マーケターの視点から見ても、巨大な市場となっており、「SNSマーケティング」を始めたい、拡充したい、という企業もどんどん増えています。

しかし、突然「SNSマーケティング」担当となった場合、普段から使い慣れているSNSでも企業のマーケティングにどう活用すべきか戸惑うことも多いかと思います。一方的に情報を流すツールと化している企業も多々あるでしょう。

「どうしてSNSを使ったマーケティングが重要視されているの?」「そもそも本当に企業がSNSを使う必要があるの?」というような疑問を持ったことはありませんか?

この記事では、これからSNSマーケティングを始める初心者の人にもわかりやすく、「これだけは知っておいてほしい」というポイントをご紹介します。


なぜSNSマーケティングが重要なのか


すでにSNSは生活のインフラになっている!?

FacebookやTwitter、Instagram、LINEなどのSNSが日本でどれくらいの人にどれくらいの時間使用されているか知っていますか?ICT総研の「2017年度 SNS利用動向に関する調査」によると、2013年末では約5,500万人だったSNSユーザーが、2019年には約7,700万人に到達するとされています。日本の人口が約1億2,700万人(2017年時点)であることを考えると半数以上がSNSを使用することになる、ということです。


出典:総務省情報通信政策研究所「平成28年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」のデータを元に作成

また、総務省の調査結果を見ると、現時点では平日は「メールを読む・書く」、休日は「ソーシャルメディアを見る・書く」に最も時間を費やすという結果になっています。

ただし、10代、20代の若者は平日もSNSの利用時間のほうが長くなっていることを鑑みると、将来的に「ソーシャルメディアを見る・書く」時間が逆転する可能性も否定できません。

さらに、数年前はSNSというと若い人が中心に利用しているイメージでしたが、現在では全年代の人に使われるようになったというのも重要なポイントです。ユーザーの幅が広がったおかげで、「SNSマーケティング」の重要性は日々増してきている、と言えます。


SNSマーケティングの特徴は情報拡散力

SNSは「いいね!」や「リツイート」、「リポスト」などのシェア機能を使って、情報を拡散することができます。これは、他のメディアにはないSNSの大きな特徴といえます。

SNSを見ているユーザーの目にとまった情報は、ボタンを押すだけという一瞬の動作でシェアされ、拡散されていきます。さらに、SNS内で拡散された情報は同一SNS内だけにとどまらないばかりか、翌日テレビ番組やネットニュースなどで取り上げられることもあります。ここまでくると、さらにそれを見た生活者が、またSNSで話題にするといった循環ができ、発信した情報などをユーザーの目に触れ続けさせることができるのです。


SNSならではの機能! ハッシュタグを活用する

何かを購入する場合、少しでも良いものを安く買いたい、と考える人は多いもの。そのため、事前の情報収集のため「ググる(Googleで検索する)」という人は多いかと思います。

これに対抗するわけではありませんが、近年「タグる」という言葉が出始めたことをご存知でしょうか。SNSを利用していくうえで投稿のキーワードの頭に半角で「#」をつける「ハッシュタグ」はすでに欠かすことのできない機能です。単語がハッシュタグとして認識され、クリックすると簡単に同じハッシュタグのついた投稿を検索できるようになります。

調査によると約6割のユーザーがハッシュタグ検索を行い、そのうちの4割がハッシュタグの検索をきっかけに商品やサービスの購入経験があることがわかりました。


出典:株式会社サイバー・バズ「ハッシュタグ検索と購買行動の関係性」​​​​​​​

今までは「ググる」顧客へのマーケティングを中心に考えてきた企業も多いかと思います。しかし、今後は「タグる」顧客へのマーケティングも行わなければ、十分に情報を届けられない時代となってきています。


フォロワーはただの“友だち”じゃない!

ある外資系企業がフォロワー100人に「Twitterのアカウントの情報を見るようになってから、どのような変化がありましたか?」というアンケートを取りました。

Twitterアンケート
資料提供:株式会社コムニコ

結果を見ると「企業への親近感が増した」「商品やサービスの利用頻度が増した」といったようにポジティブな気持ちや行動の変化が起こっています。

フォロワーを増やすということは、実際のファンや顧客を増やすということに繋がっているといえます。つまり、SNSマーケティングを成功させるカギを握っているといっても過言ではないのです。


ユーザーの心に届くようなSNS運用をするために

ここまで、「SNSマーケティング」の重要性と利点についてご紹介しました。しかし、企業がSNSで発信する情報は、すべてがユーザーに届くわけではありません。なぜなら、SNSを利用している人の大半が、人と人とのコミュニケーションのために利用しているからです。そのため、とりあえず投稿をし、企業情報を流しているだけではSNSマーケティングの成功にはつながりません。

例えば、企業の「新商品を発売した」という投稿の下に、友人が「かわいいスイーツ食べた」という投稿をしていた場合、大抵の人は友人の投稿に興味を持ちます。企業の投稿は、友人の投稿にはかなわないため、表示されたとしてもほぼ読まれることなく流れてしまう場合も多いことをまず知っておかなければなりません。

この前提を踏まえたうえで、まずはユーザーの目にとまるような投稿をする必要があります。SNS担当者となると、ついユーザーとしての視点を忘れて一方的になってしまいがちですので気を付けましょう。


まとめ

「SNSマーケティング」がなぜ重要視されているのかおわりいただけたでしょうか。

SNSは便利なプラットフォームですが、うまく活用するためにはこれまでのメディアとはまた違ったアプローチ方法が必要になります。SNSの使い方の基本を押さえるのはもちろんのこと、より効果的なマーケティング方法を意識しながら「SNSマーケティング」を行ってみてはいかがでしょうか。






株式会社コムニコ

株式会社コムニコ

コムニコは2008年に創業されたSNSマーケティングのプロフェッショナルです。これまでに数多くの企業のパートナーとして事業をサポートしてきました。 2016年には事業の実績を生かし、SNSに関わる教育プログラムの開発・人材育成に従事する一般社団法人SNSエキスパート協会を設立するなど、SNSマーケティングの普及にも務めています。 また、培った知見をもとに、SNSアカウントの運用管理や検索・分析が効率よくできるクラウドツール「comnico Marketing Suite」、「POST365」、Twitterキャンペーンを効率的に運用できるツール「ATELU」の開発、提供をしています。